厳選の体験 · サントリーニ島
サントリーニ島, ギリシャ
どの錨も届かない四百メートルの窪み、強すぎるか無いかのどちらかしかない風、そして噴火が今も造り足している小島です。
客が十八人までの、双胴帆船での窪みめぐり
その日の様子に合わせて選ぶ、泳ぎと水中をのぞく停まり
島の生きた地面のそばにある、温かい火の山の湧き水
日の入りに向かう帰り道。光が崖に沿って走ります
泳ぎの合間に焼き台から届く食事。終わりの給仕ではありません
予約のときにその選びをした場合の、宿からの送り迎え
サントリーニの窪みの中で、双胴の帆船に五時間。客は十八人までで、泳ぐための停まり、温かい湧き水、船の上で焼く食事、ギリシアのぶどう酒と麦の酒がつきます。予約のときに選べば、宿からの送り迎えも入ります。
昼過ぎに乗り込み、内側の縁に沿って進み、様子のよいところで停まって泳ぎます。昼か夜の食事は船が停まっているあいだに艫で焼かれ、帰りは日の入りに向かって走ります。停まる場所はその日に船の者が決めます。何が心地よく何がそうでないかは、風が決めるからです。
胴が二つあるとほとんど傾かないので、食べているあいだも甲板は平らで、誰も斜面に踏ん張らずに済みます。沈む深さも浅く、竜骨のある帆船より岸に寄れます。そして十八人を狭い座席に積み上げず、広い甲板に散らせます。半分は泳ぎ、半分は座っている一日には、船の形そのものが要点です。
窪みの中の水は四百メートルほどまで落ち、ふつうの錨の届く先をはるかに越えます。だからどの船も真ん中で停まらず、縁の浅い棚を使いますし、大きな客船も錨を下ろさずに機械で位置を保ちます。停まる場所は、崩れた火の山の水面下の形が決めているのです。
このあたりの海の風は、無いか多すぎるかのどちらかになりがちです。夏にメルテミが吹くと、窪みの切れ目では強い風になり、落ちれば何も残りません。帆はその日が許せば上げ、許さなければ下ろしたままにします。足りないのではなく、それが正直な船の扱いです。
窪みの真ん中の黒い小島は、東の地中海でいちばん新しい陸で、今も覚えている人がいるほど近い噴火で造られました。最後は一九五〇年です。全体は絶えず見守られており、二〇一一年にはこの島が数か月のあいだ測れるほど膨らみ、そののち落ち着きました。あなたは生きている窪みの中で泳いでいます。水が温かいのは、そもそもそのためです。
焼き台は艫にあり、船が停まっているあいだに働きます。だから皿に何かが届くよりずっと前から、匂いが届きます。杯を数える者もいません。
手ぬぐいと日よけ、そして日の入りのあとの帰りのための暖かいものをお持ちください。甲板はすぐに冷えます。水に潜るための道具は、入り用なら船で借りられます。取り消しは一日前まで自由です。
開くと日付を選んで料金を確認できます。
料金に含まれるものと、別途ご用意いただくもの。
実用的な情報と、実際によく聞かれることへの答え。
多くて十八人です。狭い座席に詰めるのではなく広い甲板に散らばります。この船が双胴であることの大きな理由がそこにあります。
そこでは水が四百メートルほどまで落ち、錨の届く先を越えるからです。どの船も縁の浅い棚を使い、大きな客船は機械で位置を保ちます。
風が許せば走ります。このあたりの海は夏、窪みの切れ目に強い風を寄こすか、まったく無風にするかのどちらかなので、合う日には上げ、合わない日には下ろしたままにします。
生きています。真ん中の黒い小島は東の地中海でいちばん新しい陸で、最後の噴火は一九五〇年、二〇一一年には島が数か月にわたり測れるほど膨らんでから落ち着きました。
船が停まっているあいだに艫で焼かれ、最後にまとめてではなく、泳ぎの合間に少しずつ届きます。飲みものは乗った時から開いています。
船の者がその日の風に合わせて選ぶので、どの入り江かは変わることがあります。泳ぐこと自体は、この航のうちに残ります。
入り用なら船で借りられますし、ご自分の面をお持ちになる方も少なくありません。