厳選の体験 · フィレンツェ
フィレンツェ, イタリア
上の階だけがついに空かなかったメディチの役所の建物、川をまたぐ一キロ近い私の廊下、そしてその何ひとつフィレンツェから出すなと定めた遺言です。
Visit one of the oldest and most famous art museums in the world, the Uffizi Gallery in Florence.
Discover the secrets and jewels in the Uffizi!
The’s Uffizi Gallery is home to some of the most famous masterpieces from the Italian Renaissance!
Admire the beauty Botticelli’s iconic Birth of Venus painting
みなが並ぶ列ではなく、押さえた時刻での入場
金地の板絵から盛りの再生の時代まで、イタリアの絵で二つの階
メディチの役所のために建てられた、建物そのもの
入場を片づけてくれる、戸口の係の人
フィレンツェのウフィツィへ、時刻を押さえて入る券です。戸口での待ちは短く、見るのはご自分の間合いで始まります。収蔵は十三世紀の金地の板絵から、この建物を名高くした再生の時代の部屋まで続きます。
入ってしまえば、あとの時間はあなたのものです。多くの方は二時間から三時間を過ごします。展示は長い馬蹄の形をした建物の上の階を占めるので、道すじはつまり行って戻るひと巡りで、その突き当りにアルノの流れがあります。案内する人はいません。決められた速さも、遅れまいと追う一団もないということです。
この名は、ただ役所という意味です。コジモ一世は一五六〇年からこれを建てさせ、自らの国の裁く者たちと同業の組合を入れました。公の務めの本部であり、絵を描く人ジョルジョ・ヴァザーリが図を引きました。彼はイタリアの美術について、最初のまともな歴史も書いた人です。メディチ家は上の階を自分たちのために残し、代々集めてきたもので満たしました。役人はやがて出ていき、収蔵は出ていきませんでした。
ヴァザーリは一キロ近い高い通路も造りました。片岸の宮殿から、ウフィツィの上を伝い、古い橋の店の上で川を渡り、向こう岸の園まで出ます。一五六五年の婚礼のため、五か月ほどで仕上がり、治める一族は街路に足を踏み入れずに町を横切れました。その橋で商っていた肉を扱う人たちは、まもなく立ち退かされ、金を細工する人に替えられました。匂いが上ってくるから、という理由です。
一七四三年にメディチの家系が絶えたとき、アンナ・マリア・ルイーザはすでにすべてをトスカーナの国へ譲っていました。条件はひとつ、そのどれもフィレンツェから決して出してはならない、というものでした。二世紀かけて集められた一族の収蔵が、ヨーロッパの競りの部屋に散らずに、それが作られた町にいまも残っているのは、この一条のためです。
一八一七年、スタンダールはフィレンツェの聖堂から震えながら出てきました。一度に多すぎる美術に打ちのめされたのです。一九七〇年代、同じ症状の訪問者を続けて診たフィレンツェの精神を診る医師が、その反応に彼の名を与えました。ここでは本当にあり、少し可笑しくもある危うさで、効くのは腰かけと水と、部屋の数を減らすことです。
時刻を押さえた入場とは、決められた幅のうちに着くということです。鞄は戸口で調べられ、大きなものは中に入りません。取り消しは一日前まで自由です。
開くと日付を選んで料金を確認できます。
料金に含まれるものと、別途ご用意いただくもの。
実用的な情報と、実際によく聞かれることへの答え。
その語が役所という意味だからです。コジモ一世が一五六〇年から自らの国の裁く者たちと同業の組合の本部として建てさせ、一族は上の階を自分たちの収蔵のために残しました。
多くは二時間ほどですが、上限はありません。部屋はおおむね年代の順に並ぶので、留まりたいところでゆっくりし、そうでないところは足早に進めます。
一キロ近い高い通路で、ヴァザーリが一五六五年の婚礼のために五か月ほどで造りました。治める一族が街路に入らずに宮殿から向こう岸まで歩けるようにするためのものです。
そこで商っていた肉を扱う人たちが、廊下ができてまもなく、匂いが上ってくるという理由で立ち退かされ、金を細工する人が店を継いだからです。
トスカーナの国への引き渡しに、持ち出しを禁じる一条があったからです。遺したもののどれも、外へ売ることも分けることもできませんでした。この大きさの一族の収蔵では珍しいことです。
一八一七年にフィレンツェの聖堂を訪れたあと作家が書き記した、めまいと打ちのめされた感じのことで、一九七〇年代に地元の医師が名づけました。腰かけと水と、部屋の数を減らすことが、たいていの効き目です。
つきません。案内なしで見るので、道すじも、何かの前にどれだけ立つかも、誰にも決められません。